1999.6.1 第7号 編集発行 片野尾公民館・村おこし会 |
村おこし地域版 |
みんなで活かそう スキューバダイビング21村おこし会会長 区長 宇治 一夫 この5月は、平成10年度村おこし事業の実績報告のことから、急にまとまったスキューバダイビングの受け入れ準備で、目がまわるような初旬の十日間であった。
を大きく書いた。 一小村の海が、新しい観光資源として世に知られ、一挙に利用者が増えることを市も期待しているであろうし、この一石が、村の大勢の人々と何らかのかかわりが生まれることを期待したい。
●第一部会 (山村農業の推進)部会長 小田 誠 少子高齢化が進む昨今、ご多聞にもれず我が片野尾区も、その兆しが見え隠れしております。このままで行ったら、片野尾の農業はどうなるんだろう?確かに今の農業形態では生活はできません。だからといって、今ある耕作地を放棄してもよいのでしょうか?その結果は新聞やテレビ等でたびたび報道されているとおりです。片野尾もそうならないようにと宇治区長のもと、この部会ができました。 【お願い】村おこし便りをお読みの皆さん、片野尾の農業の将来についてアイデアがありましたら事務局までお寄せください。
●第二部会 (漁港・関連施設等の整備)部会長 宇治 義昭 片野尾漁港は、昭和62年3月25日、第二種漁港・水津分区として指定を受け、同年工事に着手、東屋の沖に長さ15メートルの北護岸が姿を現した。
●第三部会 (風島の自然、施設等の活用)部会長 小坂 四郎 21村おこし会第三部会の部会長に選出されて、今日まで部員と共に努力してきました。風島弁天の自然環境を生かした海水浴場、海岸施設管理の方法等について、何度となく部会を開いて検討してきました。その結果、十何年来の懸案であった、スキューバダイビングの受け入れが5月中旬になって決まり、早速、公民館に更衣室や休憩室、私の庭にシャワー等の施設をつくりました。これまでに、2組10人のダイバーが来ています。
●第四部会 (芸能、文化、伝統行事継承)部会長 宇治 義久 昨年から発足した「片野尾21村おこし事業」のキーワードが『歌舞伎で村おこし』である。 その他、村の名所旧跡等の調査、村に古くから伝わる民謡練習の収録(すもう甚句、よいとまけ、いずも節ほか)また、8月15日の盆踊りには、片野尾「甚句大会」の開催を計画しているところです。今後さらに、「村の祭りと鬼太鼓」について懇談会をもち、検討したいと思っています。
●第五部会 (交流・健康増進・美化運動)部会長 宇治 久遠思いやりと心やすらぐ運動 「心やすらぐ」、本当にいい言葉ですね。 その他の事業としては、公民館と共催で行うものが多いですが、ボランティア美化運動、村旅行、温泉浴、新しい県道にできる並木ボックスの植栽等、たくさんありますが、とりわけ「ふるさとだより・一本松」の発行、また、お盆に行う予定の「ふるさと親睦交流会」には、準備等大変だと思いますが、大きな期待を持っています。
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寄稿 |
中国を考える宇治 仁 西沙諸島というところがあります。ベトナムと中国が、お互いに領有権を主張して争っているところですが、普通なら、外交交渉を通じて平和的に解決すべきところを、中国は一方的に領有権を宣言しています。
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お知らせ 広報部 |
一、防災避難訓練 7月18日 片野尾でも 平成7年、今までに経験したこともない大きな地震「阪神・淡路大震災」が発生し、多くの方々が家屋やビル、橋の下敷きになって帰らぬ人となってしまいました。またその前には、北海道の奥尻島で、これも多くの方々が津波に飲み込まれ、尊い多くの命を落としてしまいました。
二、ピカピカの片野尾 ありがとうございました 日曜日で休みの日の5月30日、ボランティアクリーン作戦・美化運動に子供会から老人クラブの方々まで、大勢の皆さんから参加いただき大変ありがとうございました。お蔭様で風島公園・片野尾神社・諏訪神社・大平トンネル公園などがとてもきれいになりました。車で通る人たちには地域性を感じながら、気持ちよく走ってもらえることでしょう。本当にありがとうございました。
三、早々ダイバーが来村 きれいで良い海と 村おこし会会長や、第三部会の皆さんのご苦労により、佐渡で三ヵ所目のダイバー基地を当地区が受け入れることになりました。
四、村の動き・地区の行事・歌舞伎伝承館(仮称)平成15年度建設に向けて ○臨時総会でこのことが決まったので、区長は市の担当者から指導を受け、また、県水産事務所長との協議をした上で、6月4日には代表者5名で、漁港背後地の市有地の使用と、この計画の実現に向けての陳情を市長に行いました。
五、知ってる?片野尾の住民だったトキ 中国からいただき、現在、佐渡トキ保護センターで飼育されている雌のトキ・ヤンヤンに日本で始めて人工ふ化によるヒナが誕生しました。うれしいことに元気で順調に成長しているとのこと、片野尾に縁があったので、本当にうれしいことです。
そして、捕まったときの落胆したあのときの様子と、胸を締めつけられるように感じたこの言葉は、それと同じ頃、役員の皆と大変な努力をして復活させた伝統の片野尾歌舞伎の復活は、一生忘れることはできません。 |
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