2010.4.4 第35号 編集発行 片野尾公民館 |
新区長あいさつ |
公民館大会、開催 |
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1月24日(日)、片野尾公民館で、「平成22年片野尾公民館大会」が開かれました。 昼食の後は恒例の演芸大会です。今年も北組、中組、南組、育成会、公民館から17の演目が次々と披露されました。劇、舞踊、カラオケ、ふるさと館の新しい舞台の上で出演者たちの熱演が続きました。また、日用用品を楽器にして演奏した中組の「珍フォニー」や2009年の出来事をニュース仕立てで紹介した公民館役員の出し物などアイデアあふれる演目も増え、会場の人たちを楽しませていました。 毎年のことながら舞台、楽屋、観客席いずれもあわただしい演芸大会ですが当日までの練習から本番、打ち上げまで「大変だぁ~。」と言いながら本気度100%の片野尾のみなさんでした。演芸大会の様子は、片野尾公民館ホームページのブログでも紹介してありますので、ご覧下さい。
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一本松プレイバック |
前回に引き続き、一本松のバックナンバーを紹介します。今回は1997年8月10日に発行された一本松第二号を紹介いたします。
「全国に向けて 子供歌舞伎特別公演」片野尾小学校校長 橋本 定男この10月、全国生涯学習フェスティバルが新潟県で開催されます。その一会場に佐渡地区が選ばれ、10日から三日間、様々な事業が行われます。その最終日の12日(日)午前佐和田のアミューズメントにおいて特別公演として子供歌舞伎が演じられることになりました。
「前浜中学校竣工式おこなわれる」水津・岩首両中学校の統合が決まり、水津の地主さん方のご理解により平成五年度・用地造成工事、平成六年度・校舎建設工事、平成七年三月竣工・四月から前浜中学校が開校になりました。
「一本松の松枯れる」子どもの頃から、海水浴場の横でいつも私たちを見守っていてくれた一本松、すわさまの「ちょうちん祭り」、ふるさとの「心」として50年経ってもあの頃と同じ姿だった一本松、その一本松が昨年の渇水のせいか、松くい虫のせいか、枯れてしまいました。片野尾のシンボルでもあり、公民館だよりのタイトルにもしただけにとても残念です。 今回の紹介は以上です。子供歌舞伎公演や前浜中学校の竣工式、そして、一本松など懐かしい話題がいっぱいでした。
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もうすぐ片野尾歌舞伎公演 |
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チャレンジ事業、申請 |
片野尾区は佐渡市が募集していた「平成二十二年度佐渡おこしチャレンジ事業」に申請し、採択されました。この事業は、市民による自主的な地域づくりを支援する補助制度です。今回、片野尾区は「片野尾21村おこし推進委員会」を立ち上げて高齢者の知識や心を受け継ぎ、伝統芸能・地域産業・交流イベントなどにおいて、後継者が活き生きと活躍する地域づくりを目標に事業を進めていきます。 区民の皆様には色々な場面で協力頂く事となりますが、宜しくお願いいたします。
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春の火災予防週間 |
先月、小木地区で七棟、河崎集落で四棟を全焼する大きな火災が続き火事の恐ろしさを改めて認識することとなりました。昨年度、佐渡市では43件の火災が発生し、3名の死亡者と12名の負傷者がありました。
▲水津分団第2部(片野尾)の団員 4月1日から7日まで春の火災予防運動として午後8時のサイレン吹鳴とポンプ車による広報活動を行います。春先は特に空気が乾燥し、火災が発生しやすい時期です。最後まで火が消えた事をきちんと確認するなど火の取扱いにご注意下さい。
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編集後記 |
今年は4月に入っても山の方でみぞれが降るという変わった年となっておりますが、ようやく春の陽気が感じられるようになりました。 ▼歌舞伎公演を目前に、二つの演目の練習が週三日のペースで続いているため、ほぼ毎晩、ふるさと館の明かりが灯っている状態です。役者の完成度はというと・・・、本番を期待してください。 ▼歌舞伎公演は前回まで旧片野尾小学校で行ってきました。長年、小学校を拠点に活動してきたため、ふるさと館での公演に伴い様々な点でリニューアルが必要となりました。ステージの高さ、来賓者の控え室、楽屋の配置など当日まで準備の手は休めることはできません。また、4年ぶりの公演ということでカツラ、衣装、演出など裏方さんの動きも今までと勝手が違ったり、カツラや衣装も傷んでいるところは直しが必要となっています。こんな時こそ伝統の底力が試されているのかもしれません。スポットライトを浴びるのは13名の役者たちですが、その役者の芝居や演技には、舞台を作り上げてきた裏方さんや集落の人たちの気持ちが詰まっているはずですので当日お確かめ下さい。 ▼ここで稽古のこぼれ話。稽古の応援に駆けつけた往年の役者さん方が居ても立ってもいられず舞台に上がって見栄を切っています。片野尾歌舞伎は本番の舞台よりも稽古の舞台の方が面白いという話があるとかないとか。 |
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